抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市ガスの熱量制御に使われる熱量計として,従来の密度式熱量計は密度を有するが熱量を持たない窒素などの雑ガスが測定誤差となる問題があったが,今回,理研計器から燃料ガスの屈折率と音速を測定し,正確な熱量を求めるオプトソニック熱量計OHC-800が開発・商品化された。OHC-800は屈折率を測定する光学センサと音速を測定するセンサとメインコントローラを内蔵し耐圧防爆構造を採用し,高速かつ連続的に熱量測定が可能である。また,高度な自己診断機能を持ち,結果は上位システムに出力され,現場での運用負荷軽減が可能であり,測定データは自動保存され製品の稼働状況などの分析も可能である。東京ガス根岸工場で検証テストを行った結果,窒素濃度が変化するガスであってもガスクロと同等の精度で連続して測定可能であることが確認された。