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J-GLOBAL ID:201402264996298581   整理番号:14A1210067

電鉄用変電所における接地網の耐雷に関する一考察

A study of rise in potential by the lightning surge response on traction substation with grounding mesh.
著者 (9件):
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巻: VT-14  号: 30-37  ページ: 1-5  発行年: 2014年09月26日 
JST資料番号: L4570A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電気鉄道用変電所において,避雷器を設置してきたが,落雷による整流用変圧器の損傷被害は皆無にできてきない。最近の研究で,避雷器用の設置線のサージインピーダンス低減と,変電所の設置網の等電位化が有効で,過渡期間中の接地インピーダンスが定常状態よりも重要なことが示されてきた。JR西日本(株)は,14年前から変電所2箇所で,雷サージに対する接地インピーダンスを測定し,対策を施した。両変電所にわたる避雷用設置線のサージインピーダンスは,当初47.9Ωから123Ωの間にあり,管理値の5Ωをはるかに超えていた。このため避雷接地線を太くし,直径を200mm2に増した。また導電性コンクリートを十文字に敷設して,等価半径を増加した。これらにより,サージインピーダンスは最大82.2Ωに低下し,さらに改善施工後12~14年を経て,その数値が20~40%低減し,土壌と接地線の密着度が向上したことを示唆した。また一部を除き,変電所敷地内の電位差が小さく,網状接地の効果も確認した。
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