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J-GLOBAL ID:201402265256934707   整理番号:14A1483870

サトウモロコシを用いたポリ(フェニル乳酸)生産のエネルギー消費量と温室効果ガス排出量の評価

Evaluation of energy consumption and greenhouse gas emissions from poly(phenyllactic acid) production using sweet sorghum
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  ページ: 208-215  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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化石系プラスチックの広範な利用は,化石資源の枯渇と環境の悪化への関心を高めている。再生可能な資源の発酵から得られるフェニル乳酸(PhLA)は,多くの用途で化石系エンジニアリング・プラスチック(FBEPs)を代替できる高性能のバイオプラスチックを生産するために使用できる可能性がある。サトウモロコシから生産されたポリ(PhLA)の環境パフォーマンスを評価するために,揺りかごから工場ゲートまでのライフサイクルアセスメントを,2つの影響カテゴリー-即ち,1kgのポリ(PhLA)当たりの化石エネルギー消費量と温室効果ガス(GHG)排出量-について行った。これらの2つの影響カテゴリーをFBEPsと,そして,バイオ系ポリ乳酸(PLA)とポリ(ヒドロキシアルカノ エート) (PHA)と比較した。ポリ(PhLA)の化石燃料消費量は24.2 MJ/kgであり,FBEPsやバイオ系のPLAとPHAよりも少ない。然しながら,現状の技術を用いたGHG排出量は6.2 kg CO2 eq/kgであり,FBEPsとバイオ系のPLAとPHAよりも大きい。感度分析の結果は,GHG排出量が,分離と精製の効率を90.3%以上に,PhLA収率を20.6%に,砂糖抽出率を96%に,サトウモロコシ・ジュースを19.4%以上に,そして,サトウモロコシの収率を79.2 t/ha以上に高めた場合,FBEPsよりも少なくなることを示す。これらの結果は,サトウモロコシからのポリ(PhLA)のFBEPsの代替使用が,化石燃料消費量とGHG排出量を低減する可能性を持つことを示す。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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環境問題  ,  エネルギー消費・省エネルギー  ,  高分子廃棄物処理 
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