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J-GLOBAL ID:201402265263881813   整理番号:14A0355425

線膨張係数に関しては,細菌の栄養細胞及び胞子はそれぞれ,プラスチック及び金属に似ている

With respect to coefficient of linear thermal expansion, bacterial vegetative cells and spores resemble plastics and metals, respectively
著者 (7件):
資料名:
巻: 11  号: Oct  ページ: 11:33 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:固定された応力を固体材料の三次元z軸に適用し,次いで加熱した場合,固定熱膨張係数に従って熱膨張の量が増加する。膨張を温度に対してプロットした場合,材料の物性が変化する転移温度は,曲線の頂点にある。微生物細胞の組成物は,細胞の種類及び条件に依存し,その結果,熱膨張率及び転移温度はまた,細胞の種類及び条件に依存する。著者らは,細胞の物理的性質を研究するために,ナノ熱分析システムを用いて細胞の熱膨張係数及び転移温度を測定する手法を開発した。結果:栄養細胞のうち,グラム陰性大腸菌及び緑膿菌は,グラム陽性黄色ぶどう球菌及び枯草菌よりも高い線膨張係数と低い転移温度を有する傾向が見られた。一方,低含水量の胞子は,全体的に,栄養細胞よりも低い線膨張係数と高い転移温度を示した。これらの傾向を非微生物材料と比較すると,線膨張係数に関して,栄養細胞は,プラスチックに類似の現象を示し,胞子は,金属に類似の挙動を示した。結論:著者らは,線膨張係数に関して,栄養細胞は,プラスチックに類似の現象を引き起こし,胞子は,金属に類似の挙動を引き起こすことを示す。細胞は,物理的な指標として線膨張率によって特徴付けることができる;線膨張係数は,体積変化,表面積変化,細胞内の水分膨張度合,及び細胞膜における内部応力の強度等と関連しているので,細胞を構造的にも特徴付けることができる。線膨張係数は,細胞の特性の理解を促進するための新たな指標として期待できる。それは,膨張率の変化を調査したり,細胞の物理的性質を理解する上で強力なツールとなる可能性が高い。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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非金属のその他の熱的性質  ,  高分子固体の構造と形態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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