文献

J-GLOBAL ID：201402265549741350   整理番号：14A0226587

成熟過程の可視化によるオフショアソフトウェア開発の分析

Analysis of Offshore Software Development by Process Growth Visualization

著者 (4件)： 一ノ坪剛生 (大阪府立大学大学院 工学研究科) ,  中村優 (大阪府立大学大学院 工学研究科) ,  佐賀亮介 (大阪府立大学大学院 工学研究科) ,  辻洋 (大阪府立大学大学院 工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 134  号： 1  ページ： 148-155 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,オフショアソフトウェア開発を成熟させるために必要な能力に焦点を当て,成熟過程の可視化に基づく分析を行うことを議論した。その手法として先に開発したスパイラル型習熟度強化学習支援システム(SPICE)を適用し,オフショアソフトウェア開発における様々な能力の成熟過程や,成熟過程における能力間の成熟順序を示す優先関係の構造を2次元平面上に配置することを提案した。本稿では,SPICEの機能を説明した後,オフショアソフトウェア開発にSPICEを適用するための定義と,収集したデータの可視化結果を説明した。

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *熟度 ,  *可視化 ,  統合 ,  知識管理 ,  CAI【計算機】 ,  データ解析
準シソーラス用語： *オフショアソフトウェア開発 ,  学習支援 ,  能力成熟度モデル統合

分類 (2件)： 事務管理  (KA07000H) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (14件)：

• (1) W. Aspray, F. Mayadas, and M. Y. Vardi (Eds.) : “Globalization and Offshoring of Software”, Report of the ACM Job Migration Task Force, Association for Computing Machinery (2006)
• (2) B. Mayer : The Unspoken Revolution in Software Engineering, Computer, January, pp. 121-124 (2005)
• (3) B. Meyer and M. Joseph : “Software Engineering Approached for Offshore and Outsourced Development”, Lectures Notes on Computer Science, 4716, Springer (2007)
• (4) H. Tsuji, T. Moriyasu, and Z. Sheng : “Offshore Software Development : Its Evotytion Stages and Engineer's Knowledge”, J. of the Information Processing Society of Japan, Vol. 49, No. 5, pp. 551-557 (2008) (in Japanese)
• 辻洋・守安隆・盛忠起:「オフショア・ソフトウェア開発の進化と技術者の経験知」, 情報処理, Vol. 49, No. 5, pp. 551-557 (2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： 成熟 ,  過程 ,  可視化 ,  オフショアソフトウェア開発 ,  分析