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J-GLOBAL ID:201402265608152933   整理番号:14A0395189

稲作北限におけるイネ育種プログラム期間中の集団構造の歴史的変化

Historical changes in population structure during rice breeding programs in the northern limits of rice cultivation
著者 (8件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 995-1004  発行年: 2014年04月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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[キーメッセージ]イネの地域集団は,明らかに,世界中の稲作北限におけるイネ育種プログラムの100年の歴史上で6つのグループに分化した。[要約]地域での植物育種プログラムにおける遺伝的改良は,環境条件下で特異的な農業形質を持つ新品種の育成につながり,地域集団のユニークな遺伝的構造を生み出している。地域集団内のゲノム構造と表現型の特性の歴史的変化を理解することは,有益な遺伝子および/または遺伝資源を同定し,植物育種プログラムにおける新規遺伝子の組み合わせの創出に有用と考えられる。本研究では,世界の稲作北限である北海道における100年のイネ育種プログラムの期間中のゲノム構造および表現型特性における歴史的変化を明らかにした。在来種から現在の育種系統までのこの地域集団の歴史的多様性を代表する63のイネ品種を選抜した。系統解析の結果,これらの品種は,明らかに,イネ育種プログラムの歴史上に6つのグループに分化したことが示された。これらのグループ間の有意差は,7形質のうち5形質で認められ,北海道のイネ集団のこうした3グループへの分化は,これらの表現型の変化と関連することを示している。以上の結果から,北海道での育種によって,特異的な環境条件や育種目標に適応した新しい遺伝構造が創出されたことが明らかとなった。また,世界の地域集団におけるこうしたユニークな遺伝子によって,地域集団の遺伝的なポテンシャルを探究できるようなイネ育種プログラムに新たな戦略を提供する。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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稲作  ,  作物育種一般  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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