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J-GLOBAL ID：201402265623911794   整理番号：13A1958357

長崎県における酸性雨調査(2012年度)

著者 (2件)： 田村圭 (長崎県環境保健研究セ) ,  土肥正敬 (長崎県環境保健研究セ)
資料名： 長崎県環境保健研究センター所報(Web)  (Annual Report of Nagasaki Prefectural Institute of Environment and Public Health (Web))
号： 58  ページ： 59-65 (WEB ONLY)  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： U0345A  ISSN： 2186-4888  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸性雨は化石燃料の燃焼で発生する硫黄酸化物や窒素酸化物の一部が空気中で硫酸や硝酸に酸化され,降水中に含まれることで発生する。本報告では,長崎県の県央保健所で2012年度に測定した酸性雨について報告した。測定項目は降水量,雨水のpH,非海塩性カルシウムイオンと硫酸イオン,硝酸イオンの各濃度の経月変化で,2011年度の測定結果と比較した。測定の結果,以下の結論を得た。2012年度におけるpHが4以下の強酸性雨の出現頻度は2011年度より高かった。2012年度の雨水のpHの平均値は4.61であった。また非海塩性カルシウムイオンと硫酸イオン,硝酸イオン濃度が5月に急激に上昇しており,人為的な汚染があったと推定された。2012年度のイオン沈着量は夏に高い傾向を示したが,これは降雨量と関連すると考えられた。

シソーラス用語： *長崎県 ,  *酸性雨 ,  燃焼 ,  酸化硫黄 ,  酸化窒素 ,  降水 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  硫酸イオン ,  アニオン ,  硝酸塩 ,  雨水 ,  沈着
準シソーラス用語： 硫黄酸化物 ,  窒素酸化物 ,  カルシウムイオン ,  硝酸イオン

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 長崎 ,  酸性雨 ,  調査