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J-GLOBAL ID:201402266116157685   整理番号:14A0070282

ガラス充填剤によって改質された自己硬化性アクリルセメントのプロパティおよび骨芽細胞適合性

Properties and osteoblast cytocompatibility of self-curing acrylic cements modified by glass fillers
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 498-513  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: T0291A  ISSN: 0885-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本検討は,低毒性活性剤とセメントの調製,そして2つの生体活性ガラス充填剤(ケイ酸塩ガラス(MSI),ホウ酸塩ガラス(MB))の添加を通した夫々の固相の変性を報告した。ガラス充填剤を組み込んだ目的は,機械的性質を改善しそしてシステムに関する生体活性を誘導することであった。硬化パラメータ(残留モノマ,吸水性,重量損失,生体活性,機械的性質(曲げ,圧縮)そして骨芽細胞適合性)に及ぼす充填剤組成および濃度(0,30,40,50wt%)の影響を評価した。更に,調製したセメントの生物学的な性能をヒト骨芽骨髄細胞培養によってインビトロ挙動について比較した。その結果,生体活性ガラス充填剤の添加は,セメント硬化パラメータと機械的性質を有意に改善していた。最も関連する結果が,より低い充填剤濃度(30wt%)で得られ,MB3での最大曲げ強さ(40.4Pa)とMSi3での最大圧縮強さ(95.7MPa)であった。無細胞媒体中のインビトロ生体活性は,セメント中のより高いガラス含有量で増強されていた。けい酸塩ガラスの取込が,有意に骨芽細胞適合性を改良し,一方ほう酸塩ガラスの存在は不十分な細胞応答と成っていた。それにも拘らず,MB表面上の生存細胞が,非充填ポリメタクリル酸メチル(PMMA)上で成長したそれらに比べて,より分化した段階に在る,ことが分った。その結果,開発された処方は自己硬化性セメントとして使うのに面白いかもしれない広範囲の特性を提供する,ことを示唆していた。
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分類 (6件):
分類
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医用素材  ,  高分子固体のその他の性質  ,  機械的性質  ,  強化プラスチックの成形  ,  ガラスの性質・分析・試験  ,  アクリル樹脂 

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