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J-GLOBAL ID:201402266526107812   整理番号:14A0502164

トリアリールアミン-イリジウムジピリン-ナフタレンジイミドのトリアド内の逐次vs.擬協奏的二電子移動

Stepwise versus pseudo-concerted two-electron-transfer in a triarylamine-iridium dipyrrin-naphthalene diimide triad
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号: 38  ページ: 16024-16030  発行年: 2013年10月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多電子移動過程で捕捉困難な協奏機構の有無を調べた。イリジウムのジピリン・フェニルピラゾール錯体光増感剤,ドナーのトリアリールアミン誘導体(TPA),アクセプタのナフタレンジイミド(NDI)誘導体によるトリアドとTPAを置換しないダイアドを使った。励起光波長2種類でフェムト秒ポンププローブ分光した。NDI吸収波長で励起すると段階的2電子移動を誘起し,約100ps以内にトリアミン基が1個酸化,NDIが還元される電荷分離が量子収量50~60%で起きる。この状態はMarcusの正規域にあるが,アクリルニトリル中で580nsの寿命がある。ジピリンの吸収波長の励起では約1ns以内に中間状態なしで直接電荷分離を起す。この擬協奏的二電子移動は逆方向電子移動速度が原因と解析した。この移動は遅いが量子収量がほぼ100%である。
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分類 (2件):
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分子と光子の相互作用  ,  有機化合物の電気伝導 
物質索引 (4件):
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