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J-GLOBAL ID：201402266535261042   整理番号：14A0762942

函館漁港における潜堤を利用した自然環境調和型防波堤に関する研究-空撮画像を利用した漁港構造物周辺における藻場形成状況の把握-

RESEARCH ON THE ENVIRONMENTALLY-FRIENDLY BREAKWATER USING A SUBMERGED BANK IN HAKODATE FISHING PORT - A CONDITION OF THE SEAWEED BED AROUND THE CONSTRUCTION OF FISHING PORT USING AN AERIAL IMAGE -

著者 (8件)： 酒向章哲 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 技術第2部) ,  横山大介 (国土交通省 北海道開発局 室蘭開発建設部 苫小牧港湾事務所) ,  中山学之 (国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部 函館港湾事務所) ,  高橋秀則 (国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部 函館港湾事務所) ,  廣部俊夫 (国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部 築港課) ,  鈴木誉久 (国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部 築港課) ,  藤井良昭 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 技術第2部) ,  鳴海日出人 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 企画開発部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： I.1274-I.1279 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道南西部に位置する函館漁港は,荒天時における港内侵入波や北防波堤からの越波による港内擾乱により,陸揚岸壁において漁業作業に障害が発生している.また,北防波堤の前面水域は大型褐藻類が消失し,キタムラサキウニが優占する「磯焼け」が顕著に見られる.このため,北防波堤の改良において,重力式混成提の前面に潜提を設置した2重防波堤を採用し,藻場造成機能を付加した構造とした.本研究では,潜堤完成後のモニタリング調査から,潜堤及びその周辺における藻場造成状況等について報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： 北海道 ,  港湾 ,  潜堤 ,  *防波堤 ,  *調整 ,  *自然環境 ,  画像 ,  実態調査 ,  生態遷移 ,  磯焼け ,  *藻場造成
準シソーラス用語： 空撮画像 ,  *自然環境調和型防波堤 ,  函館漁港

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  水産土木  (FH01030O)

引用文献 (7件)：

• 1) 北海道開発局監修,(社)寒地港湾技術研究センター:寒冷地における自然環境調和型構造物の設計マニュアル-藻場・産卵機能編-,1998.
• 2) 水産庁漁港部:自然調和型漁港づくり技術マニュアル-藻場機能の付加-,1999.
• 3) 清水恵理子,佐藤仁,渡辺光弘,鳴海日出人:沿岸構造物における藻場の形成要因に関する研究,日本水産工学会,2010.
• 4) 町口祐二,山下卓也,伊東公人,谷野賢二:岩礁性底棲生物の波浪環境下における棲み場の評価,海洋開発論文集,VOL. 14,pp. 34-40,1998.
• 5) 菊池省吾,浮永久:アワビ・ウニ類とコンブ類藻場との関係,藻場・海中林,恒星社厚生閣,pp9-23,1981.

タイトルに関連する用語 (12件)： 函館 ,  漁港 ,  潜堤 ,  環境調和型 ,  防波堤 ,  研究 ,  空撮画像 ,  構造物 ,  周辺 ,  藻場 ,  状況 ,  把握