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J-GLOBAL ID：201402266724650602   整理番号：14A0060991

SmTa₂Al₂₀における異常に磁場に敏感でない相関電子挙動

Anomalously Field-Insensitive Correlated Electron Behaviors in SmTa₂Al₂₀

著者 (9件)： YAMADA Akira (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  HIGASHINAKA Ryuji (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  MIYAZAKI Ryoichi (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  FUSHIYA Kengo (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  MATSUDA Tatsuma D. (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  AOKI Yuji (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  FUJITA Wataru (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  HARIMA Hisatomo (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  SATO Hideyuki (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 82  号： 12  ページ： 123710.1-123710.5  発行年： 2013年12月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SmTa₂Al₂₀単結晶の低温特性を電気抵抗率,磁化,及び比熱測定により調べた。比熱に相転移を示すλ型のピーク構造がT_x=2.0Kで見られた。核の比熱への寄与を分析して,秩序モーメントを0.22μ_B/Smと評価した。これは自由Sm³⁺イオンの0.84μ_B/Smから大きく抑制されている。抵抗率のKondo型-logT依存性とT_xより上での0.09μ_B/Smの抑制された有効磁気モーメントは強いc-f混成を示している。0.4Kより下での約3J/(モルK²)の温度で除した大きく増大した比熱から,秩序状態において極めて重い準粒子が形成されたと推測した。これら挙動すべてで共通に観測された顕著な特徴は磁場に対するロバスト性である。四重極基底状態の多重極モーメントと磁場に対するロバスト性との可能な関係を論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： タンタル含有合金 ,  アルミニウム合金 ,  *サマリウム含有合金 ,  *電気抵抗率 ,  *磁化 ,  *比熱 ,  相転移 ,  磁気モーメント ,  Kondo効果 ,  温度依存性 ,  電子 ,  重いFermi系 ,  多重極モーメント ,  配位混合 ,  結晶場 ,  反強磁性 ,  磁場効果 ,  *電子相関 ,  *磁気転移
準シソーラス用語： Curie-Weiss温度 ,  c-f混成 ,  f電子 ,  ケージド化合物 ,  核比熱

分類 (2件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  結晶中の局在電子構造  (BM02090U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 磁場 ,  相関 ,  電子 ,  挙動