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J-GLOBAL ID：201402266952508824   整理番号：14A0149302

インターネット時代における通信の秘密 2 通信の秘密の憲法解釈論

著者 (1件)： 曽我部真裕 (京大 大学院法学研究科)
資料名： Nextcom  (Nextcom)
巻： 16  ページ： 14-23  発行年： 2013年12月01日 
JST資料番号： L8230A  ISSN： 2434-6233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,憲法21条2項の「通信の秘密」の解釈について論じている。憲法の制定時においては通信事業は国家事業であったため,この規定は国家によるプライバシ-侵害や通信の自由の侵害に対する不作為義務を課したものと考えられていた。しかし,インターネット等の普及により通信事業の民営化が進んだ現在において,「通信の秘密」を憲法の規定により規制するのは適当ではない。そこで本稿は,従来の憲法条項の解釈はそのままにして,「通信の秘密」の保持のためには個々の通信分野における事業者の事業活動及び規制についての柔軟な制度設計を目的とする立法がされるべきであるとした。

シソーラス用語： *セキュリティ ,  *通信 ,  *法規 ,  保護 ,  プライバシー ,  表現 ,  権利 ,  国家政策 ,  民営化 ,  インターネット
準シソーラス用語： プライバシー保護 ,  *憲法 ,  国家施策 ,  *通信セキュリティ ,  表現の自由 ,  民間化

分類 (2件)： 通信工学・通信事業一般  (ND01000D) ,  計算機利用技術一般  (JE01000C)

タイトルに関連する用語 (3件)： インターネット ,  秘密 ,  憲法