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J-GLOBAL ID:201402266961541117   整理番号:14A0790534

東北日本,葛根田花崗岩質プルトンからのアルカリ長石の微細組織と組成変化:花崗岩組織の形成過程についての推論

Microtexture and compositional variation of alkali feldspars from the Kakkonda granitic pluton, northeast Japan: Implications to the formation processes of granitic texture
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資料名:
巻: 109  号:ページ: 138-150 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本稿は葛根田花崗岩質プルトンの冷却史の手掛かりを得るために,アルカリ長石の組織と化学組成について記述した。トーナル岩-花崗閃緑岩からなる葛根田プルトンは2種類のアルカリ長石を含む。その一つは,地下浅部(試料C11,2936-2939m)における370°Cの低温花崗閃緑岩中のマイクロパーサイト質アルカリ長石で,もう一つは地下深部(試料C13,3726-3729m)における500°C以上の高温トーナル岩中の非-マイクロパーサイト質アルカリ長石である。この両者を陰極線ルミネセンスシステムを装備した電子マイクロプローブアナライザーを用いて調べた。前者のカリ長石は顕微鏡サイズの孔隙とマイクロパーサイト質の組織を有する数種類の包有物によって斑点状をなしている。また後者は,顕微鏡下では澄明で特徴が無い。マイクロパーサイト質アルカリ長石の外観は,これまでに記載された花崗岩質岩中の濁りを有する通常のパッチ状マイクロパーサイトとは全く異なる。マイクロパーサイト状組織とBaの分布パターンから,間填状アルカリ長石の成長時における初生カリ長石の吸収が,C11花崗閃緑岩中のマイクロパーサイト状アルカリ長石の形成に寄与したらしいと考えた。Baの累帯パターンは基本的に火成起源で(C13アルカリ長石)あるが,それらは冷却によってマイクロパーサイト(C11アルカリ長石)が形成される間に変化を被った。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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深成岩 
引用文献 (56件):
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