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J-GLOBAL ID：201402267107816648   整理番号：14A1253673

辨天宮の新祠

著者 (1件)： 石黒由紀 (前橋工科大)
資料名： 新建築  (Japan Architect)
巻： 89  号： 5  ページ： 180-185,205  発行年： 2014年05月01日 
JST資料番号： G0197B  ISSN： 1342-5447  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2012年11月に東京都練馬区に完成した祠である辨天宮の新祠を紹介した。主な特徴は,1)既存の奥宮に合わせた神明造り,銅板葺き屋根,白木の本体,2)重厚な堅実さを感じさせる細い部材が密に並ぶ軒裏の化粧垂木,上昇感のある階,浮遊感のある持送りの雲形,軽やかな印象の掘立柱,3)きめ細かいディテールのヒノキの高欄,笹金物が造る臨場感,4)奥宮よりも質素な造りとなるように配慮した飾り金物による清楚な雰囲気,などである。これらにより,参拝者にとって親密感があり,建築と人と周辺関係が空間的・時間的に一体化した「場所」を造ることができた。

シソーラス用語： *神社 ,  東京都 ,  *建築様式 ,  屋根 ,  構造材料 ,  *詳細設計 ,  高欄 ,  建築金物 ,  *建築装飾 ,  感覚 ,  柱 ,  意匠
準シソーラス用語： 一体感 ,  掘立柱 ,  建築意匠 ,  *神明造り ,  垂木 ,  練馬区 ,  *辨天宮の新祠

分類 (1件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)