抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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情報ネットワークとウェブ環境においてデジタルコンテンツが流通・利用されている。デジタルコンテンツがソフトウエアであるとき,その権利管理は知的財産権法の各個別法を横断するカテゴリーでの対応が必要になる。ソフトウエアは,プログラムの著作物として著作権法で保護される対象であるが,特許法で保護される面も持つ。そして,グラフィカルインタフェースは意匠法で保護されるデザインになる。また,ソフトウエアの名称の標章は商標法の保護対象となる。さらに,ソフトウエアのソースコードは営業秘密として不正競争防止法で保護の対象となる。本稿では,ソフトウエアの知的財産の構造を明らかにして,デジタル環境での知的財産権管理について論考する。