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J-GLOBAL ID:201402267638653140   整理番号:14A0250893

関節リウマチの遺伝学は生物学的研究と創薬に貢献する

Genetics of rheumatoid arthritis contributes to biology and drug discovery
著者 (40件):
資料名:
巻: 506  号: 7488  ページ: 376-381  発行年: 2014年02月20日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト遺伝学における重要な問題は,関節リウマチ(RA)のような複雑な疾患の発症原因に関する手がかりを与え,そして新規創薬を導くために,疾患関連多型を多様なゲノムデータおよび生物学的データセットと統合する体系的な戦略を考案することである。今回我々は,ヨーロッパおよびアジアを起源とする合計100,000人以上(29,880のRA症例および73,758の対照群)について,ほぼ1,000万の一塩基多型を評価することによってゲノムワイド関連解析のメタ解析を行った。我々は,42個の新規なRAリスク遺伝子座を全ゲノムレベルの有意差で同定し,合計で101個とした。さらに,リスク多型の機能注釈,cis作用性発現の量的形質遺伝子座解析およびパスウェイ解析に基づいたバイオインフォマティクス解析に加えて,ヒト先天性免疫不全症候群,血液細胞由来悪性腫瘍の体細胞変異およびノックアウトマウスの表現型との遺伝的重複に基づく新たな解析方法を用いるin silicoな解析パイプラインを考案し,これら101個のリスク遺伝子座に含まれる98個の生物学的候補遺伝子を同定した。我々は,これらの遺伝子がRAに対して承認された治療薬剤の標的遺伝子と有意に重複することを証明し,さらに他の適応疾患のために承認された薬剤がRA治療に転用できる可能性を提案する。これらの包括的な遺伝学研究は,RAの病因に関与する基本的遺伝子,パスウェイおよび細胞種類を明らかにし,そしてRAの遺伝学が新規創薬に対して有用であるという経験的証拠を与えている。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (3件):
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運動器系の疾患  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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