抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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学務システムの導入に際して,情報管理やデータの入力形式などの問題点の把握やデータの統一により教務システムへの移行を円滑に行うことを目的として,学生学習支援のシステム構築を試行した。また,教職員だけでなく,学生が自分自身の学習到達度や資格取得に必要な科目の履修状況や成績の確認などをできるようにした。ソフトウェアはLinuxを利用し,Windowsサーバ上の仮想計算機でUbuntuを動作させ,データベースサーバを構築した。運用した結果,必要情報の不足,中間成績の取り扱い,入試システムとの連携,履修登録機能,Excelとのデータインポートエクスポート機能,その他などの機能的課題があることを示した。また,Windows文字コードとデータベース文字コード変換の問題,携帯メールとメーリングリストの同期,パスワード暗号化,アクセスログ機能,開発・保守・サポート体制など技術的課題も示した。