抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フラッシング誘起密度波振動を対象に,最適評価コードTRACE ver5.0pl2を用いた解析を実施し,沸騰自然循環ループSIRIUS-Nの実験と比較して不安定現象の予測性能を確認した。すなわち解析で得られた振動周期は圧力や炉心入口温度,熱流束に依存せず,液単相のチムニ部通過時間と良い相関があり,実験での相関とも一致したことから,フラッシング誘起密度波振動の特徴を再現できたと考えられる。Type-II密度波振動と異なり,局所損失および壁面摩擦損失の変化はフラッシング誘起密度波振動の発生条件および振動振幅に与える影響は小さいことを再現できている。(著者抄録)