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J-GLOBAL ID:201402267848532922   整理番号:14A1154777

機械語実行におけるプログラムループ入れ子構造の特定

Identifying Program Loop Nesting Structures during Execution of Machine Code
著者 (3件):
資料名:
巻: E97.D  号:ページ: 2371-2385 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文はオンザフライ実プログラム実行において動的ループと手続き入れ子を検出するためのメカニズムを提示した。このメカニズムは主として性能チューニングまたは並列化の良好な戦略を作ることを目的とする。入力として先行コンパイル化アプリケーション実行可能機械語を用い,ループ参入・脱出を示唆し,呼出し文脈ツリーと共に実際の実行において出現するループ入れ子を動的に監視する,単純だが正確なマーカーを静的に生成する。常時正確なループ構造を保存するために,ループ領域に参入する間接ジャンプと,不規則な関数呼出し変換をもたらすsetjmp/longjmp関数を監視する。また,内部手続きループ入れ子を追跡できるループ呼出し文脈グラフと呼ぶ革新的表現を提示した。提案メカニズムをSPEC CPU2006ベンチマークスイートを用いて実装・評価した。その結果,どの特別なコンパイラ支援も無しに,すべてのSPEC CPU2006ベンチマーク実行から正確な内部手続きループ入れ子構造を成功裏に顕示できることを確認した。また,既存のループプロファイリング方式に比して実行時間ループ検出オーバーヘッドを低減できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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システムプログラミング一般 
引用文献 (32件):
  • [1] J. Larus, “Spending Moore's dividend,” Commun. ACM, vol.52, no.5, pp.62-69, May 2009.
  • [2] J.L. Henning, “SPEC CPU suite growth: An historical perspective,” SIGARCH Comput. Archit. News, vol.35, no.1, pp.65-68, March 2007.
  • [3] M. Terai, H. Murai, K. Minami, M. Yokokawa, and E. Tomiyama, “K-scope: A java-based fortran source code analyzer with graphical user interface for performance improvement,” Third International Workshop on Parallel Software Tools and Tool Infrastructures (PSTI 2012), pp.434-443, 2012.
  • [4] P. Havlak, “Nesting of reducible and irreducible loops,” ACM Trans. Program. Lang. Syst., vol.19, no.4, pp.557-567, 1997.
  • [5] M. Hall, J. Chame, C. Chen, J. Shin, G. Rudy, and M.M. Khan, “Loop transformation recipes for code generation and auto-tuning,” 22nd International Workshop on Languages and Compilers for Parallel Computing, LCPC 2009, Lect. Notes Comput. Sci., 2010.
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