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J-GLOBAL ID：201402268166300287   整理番号：14A0503905

遺伝的アルゴリズムを用いたパラメータ推定による南国果実の熟度判定法

Maturity Detection of Tropical Fruits by Parameter Estimation Using Genetic Algorithm

著者 (3件)： 壹岐将也 (琉球大学大学院理工学研究科) ,  金城寛 (琉球大学工学部) ,  大城尚紀 (琉球大学工学部)
資料名： Journal of Signal Processing (Web)  (Journal of Signal Processing (Web))
巻： 17  号： 3  ページ： 81-86 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0425A  ISSN： 1880-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本技術ノートでは匂いセンサを用いた熱帯果実類の熟度検知法を提案した。異なった果実の多くのセンシングデータを調べ,果実類のデータは一次遅れ要素によって特徴づけられることを見出した。この一次遅れ要素はゲイン定数と時定数の二つのパラメータを持っている。匂いデータのゲイン定数と時定数を知ることが,果実の熟度を検出するのに有用であった。本研究ではセンシングデータのゲイン定数と時定数パラメータを特定するために遺伝的アルゴリズムを適用した。熟度検知の実験をモンキーバナナやグアバで行い,良好な結果を得た。

シソーラス用語： *遺伝的アルゴリズム ,  *パラメータ推定 ,  熱帯果実 ,  *熟度 ,  匂いセンサ ,  遅れ要素 ,  時定数 ,  利得 ,  匂い ,  *進化的計算
準シソーラス用語： ゲイン

分類 (4件)： 分析機器  (CC02020S) ,  計測機器一般  (AD02000X) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (10件)：

• [1] 水野卓,加藤宏治,原田政子,宮島由恵,鈴木栄次郎:メロン果実の糖類と遊離アミノ酸,日本食品工業学会誌,Vol. 18, No. 7, pp. 319-325, 1971.
• [2] 岩本睦夫:近赤外分光法による食品成分の非破壊測定,日本食品工業学会誌,Vol. 27, No. 9, pp. 464-472, 1980.
• [3] 尾崎幸洋:光分析法による食品の非破壊分析,日本食品科学工学会誌,Vol. 45, No. 11, pp. 703-709, 1998.
• [4] 塩山忠義:センサの原理と応用,森北出版,2002.
• [5] センサ活用77,トランジスタ技術,7月号,CQ出版,2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： 遺伝的アルゴリズム ,  パラメータ推定 ,  果実 ,  熟度