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J-GLOBAL ID：201402268291643021   整理番号：14A0846258

次世代遺伝子組換え生物の生物多様性影響評価手法の確立及び遺伝子組換え作物の区分管理技術等の開発 第2章 遺伝子組換え作物と非組換え作物との区分管理技術の開発(8)閉花性稲を実用化するための研究:関東・北陸以西向け閉花受粉性稲の特性評価

著者 (3件)： 吉田均 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  大森伸之介 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  矢頭治 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 517  ページ： 547-552  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 閉花受粉性変異spw1-cls1を戻し交配によって栽培品種に導入し,準同質遺伝子系統の育成を進め,BC4F3世代での評価により,反復親に近い農業形質,品質,遺伝的背景を持つ個体を選抜した。また,人工気象室および関東・東海・北陸・東北各地での栽培実験により,spw1-cls1変異を持つ系統の開花には,「最高気温30°C以上の日数」,「平均気温20°C以下の日数」,「平均最低気温」の3つのパラメーターが重要であることを明らかにした。これらのパラメーターについて,早生,中生,晩生のイネに対応した1kmメッシュデータとし,開花予測マップ作成の基盤を整えることができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *イネ ,  *受粉 ,  突然変異体 ,  戻し交雑 ,  品種 ,  *作物育種 ,  開花 ,  最高気温 ,  平均気温 ,  最低気温 ,  成長速度 ,  予測技法 ,  表現型 ,  圃場試験
準シソーラス用語： spw1-cls1変異体 ,  準同質遺伝子系統 ,  早生 ,  中生 ,  農業形質 ,  晩生 ,  *閉花受粉

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  生殖  (EH02040F)

引用文献 (5件)：

• 星川清親 (1975) 「解剖図説 イネの生長」 農文協. 249.
• Yoshida et al. (2007). Superwoman1-cleistogamy, a hopeful allele for gene containment in GM rice. Plant Biotechnol. J. 5 : 835-846.
• 吉田ら (2007). 閉花受粉性イネの作出法およびその選抜法. 特許出願 国際出願番号 PCT/JP2007/059780.
• Yoshida (2010). Analysis and Utilization of a Cleistogamous Mutant of Rice. Gamma Field Symposia. 49 : 17-25.
• Ohmori et al. (2012). Agronomic traits and gene containment capability of cleistogamous rice lines with the superwoman1-cleistogamy mutation. Breeding Science. 62 (2) : 124-132.

タイトルに関連する用語 (14件)： 次世代 ,  遺伝子組換え生物 ,  生物多様性 ,  評価手法 ,  遺伝子組換え作物 ,  開発 ,  組換え ,  作物 ,  稲 ,  実用化 ,  研究 ,  北陸 ,  閉花受粉 ,  特性評価