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J-GLOBAL ID:201402268515291711   整理番号:14A0324951

ポリ(乳酸)の結晶多型に対する分子鎖構造の影響。PartI:単量体の光学純度の効果

Influence of chain structure on crystal polymorphism of poly(lactic acid). Part 1: effect of optical purity of the monomer
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巻: 292  号:ページ: 399-409  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: C0415A  ISSN: 0303-402X  CODEN: CPMSB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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高いL-乳酸含量(97.7~100%)のポリ(乳酸)の結晶多型に対する分子鎖構造の影響を,この論文で記述した。PLAの通常の加工条件では,α結晶およびα′結晶のみが成長し,それがこれら2つの結晶多型を,研究の主な興味対象にしてきた。2つの結晶形は類似した分子鎖充填を有し,それがX線回折法による定量的解析を複雑にしている。その代わりに,2つの結晶形は結晶化速度により容易に同定され,それは温度により変化しただけでなく,結晶多型によっても変化した。規則化速度の温度への依存性は,105~110°Cと,120~125°C付近に明瞭な極大を示し,これらはそれぞれ,α’結晶,およびα結晶に関係した。D-乳酸共ユニットの添加は,PLAの全結晶化速度の低下と,両方の結晶形のスフェルライト成長(G)の速度も低下した。α型とα′型の相対的結晶化速度は,立体規則性に高度に影響され,高い結晶化速度を有するPLAグレードにおいては特にそうである。高いD-乳酸含量は,遅い結晶成長の結果になるばかりでなく,2つの結晶形のそれぞれが優勢になる2つの温度領域の結果になり,G対温度のプロットの2つの極大が低温に移動し,これは,PLA分子鎖中にD-乳酸単位が包含されることが,α結晶およびα′結晶両者の結晶化速度に影響を与えることを示している。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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高分子固体の構造と形態学 
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