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J-GLOBAL ID：201402268769507242   整理番号：14A0127636

新規パラジウム回収剤 パラジウムの高選択的分離と回収

著者 (3件)： 増田隆洋 (東ソー) ,  須藤幸徳 (東ソー) ,  服部正寛 (東ソー)
資料名： 東ソー研究・技術報告  (Tosoh Research & Technology Review)
巻： 57  ページ： 55-57  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： F0529A  ISSN： 1346-3039  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,希少金属で,非常に効果で,工業用触媒としての有用性からパラジウム(Pd)のリサイクルの必要性が高まっている。Pdの生産・回収方法として実用化されている代表的な方法には,中~高濃度域での溶媒抽出法,そして低濃度域での吸着法がある。当社では,有機溶媒を用いずに,Pdを高選択的かつ低濃度~高濃度の幅広い域で回収可能なPd回収剤を開発した。即ち,Pdを高選択的に分離・吸着するPd吸着剤と,吸着したPdを脱着するPd脱着剤から構成され,この基本的性能や物性を紹介した。1)背景,2)新規Pd回収剤の概要,3)新規Pd回収剤のPd分離・回収性能(Pd分離・回収性能,新規Pd回収剤の耐久性能),4)新規Pd回収剤の基礎物性(Pd吸着剤;粉末,(主成分)修飾シリカゲル,Pd脱着剤;液体,(主成分)アミノ酸+塩化水素+水),5)まとめ。

シソーラス用語： *パラジウム触媒 ,  *リサイクル ,  *技術 ,  溶媒抽出 ,  吸着 ,  *選択性 ,  *吸着剤 ,  *脱着 ,  粉体 ,  シリカゲル ,  化学修飾 ,  アミノ酸 ,  塩化水素 ,  水溶液
準シソーラス用語： *リサイクル技術

分類 (3件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  吸着剤  (YB03000W)

引用文献 (3件)：

• GFMS, Platinum & Palladium Survey (2011)
• NTS,貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成 (2007)
• 環境省,廃棄物循環資源学会研究発表会企画セッション(平成22年11月5日)

タイトルに関連する用語 (1件)： パラジウム