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J-GLOBAL ID：201402268860241581   整理番号：14A0709145

なぜ有機液体は平滑アルキル末端表面をより容易に移動できるのか?

Why Can Organic Liquids Move Easily on Smooth Alkyl-Terminated Surfaces?

著者 (7件)： URATA Chihiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  MASHEDER Benjamin (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  CHENG Dalton F. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  MIRANDA Daniel F. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  DUNDERDALE Gary J. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  MIYAMAE Takayuki (AIST, Ibaraki, JPN) ,  HOZUMI Atsushi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 30  号： 14  ページ： 4049-4055  発行年： 2014年04月15日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デシルトリエトキシシラン(DTES)およびテトラメトキシシラン(TMOS)を用いたゾル-ゲル法により表面デシルシリル基を有するC₁₀-複合膜を形成して,17種類の有機溶剤に対する濡れ性を接触角(CA),チルト角(TA)および和周波発生(SFG)分光で調べた。脱濡れ性に対する溶剤特性のうち,特に誘電率が顕著な依存性を示し,従来推定された他の特性(表面張力,分子量,分子容,粘度および密度)への依存性は小さいことがわかった。低誘電率液体は低TAで流動し,この挙動には液体の接触前後における基板結合したアルキル基(特に末端メチル基)の配座変化が強く相関することがわかった。低誘電率液体の流動は,固相/液相(低表面エネルギー)から固相/気相(高表面エネルギー)への三相における液滴移動で説明された。

シソーラス用語： 流動解析 ,  機構 ,  ゾル-ゲル法 ,  基 ,  接触角 ,  傾斜角 ,  *液滴 ,  *物質移動 ,  *濡れ ,  スペクトロスコピー ,  *誘電率 ,  配座転移 ,  表面エネルギー ,  固液界面 ,  気固界面 ,  *アルキル基 ,  *複合膜 ,  界面張力
準シソーラス用語： シリル基 ,  ディウェッティング ,  *液滴移動 ,  *表面濡れ性 ,  立体配座変化 ,  流動機構 ,  和周波発生分光法

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

物質索引 (2件)： デシルトリエトキシシラン ,  テトラメトキシシラン