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J-GLOBAL ID：201402268939571455   整理番号：14A1214036

防波堤を越流する津波の水理特性に関する実験的研究

EXPERIMENTAL STUDY ON HYDRAULIC CHARACTERISTICS OF TSUNAMI OVERTOPPING FLOW OVER A CAISSON-TYPE BREAKWATER

著者 (6件)： 宮田正史 (国土技術政策総合研究所 港湾研究部) ,  小竹康夫 (東洋建設株式会社 鳴尾研究所) ,  竹信正寛 (国土技術政策総合研究所 港湾研究部) ,  中村友昭 (名古屋大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  水谷法美 (名古屋大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  浅井茂樹 (国土技術政策総合研究所 港湾研究部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 70  号： 2  ページ： I.504-I.509 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今後の防波堤の耐津波設計の高度化に資する汎用データの蓄積を目的として,防波堤ケーソンを津波が越流する際の水理特性を把握するための水理模型実験を実施した.本実験では,ケーソンの基本諸元,パラペットの有無,防波堤の前面および背面の水位などの諸条件を幅広く変化させた.実験の結果から,ケーソン前面と背面に作用する津波波力の特性を明らかにした.特に,ケーソン背面に作用する水平力は,ケーソン前背面の水位差が大きくなると,防波堤下流の水位に対応した静水圧に比較して,大きく低減することを明らかにした.また,実験結果に基づき,ケーソンを越流した水脈がケーソン背面から飛び出し,背後水面へ打ち込む際の位置・角度・流速を簡易に推定できる手法を提案するとともに,その推定精度を示した.さらに,推定手法による試算事例も示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *防波堤 ,  越流 ,  *津波 ,  特性 ,  ケーソン ,  水理模型試験 ,  *波力
準シソーラス用語： 水理特性

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  海岸工学  (RC13000X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 防波堤 ,  越流 ,  津波 ,  水理特性 ,  実験的研究