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J-GLOBAL ID：201402268955777250   整理番号：14A0165535

モーションキャプチャシステムとHMDを組み合わせた没入型VRシステムを用いた生理学的高所ストレスの推定精度の検証

VERIFICATION OF THE ESTIMATION ACCURACY OF ACROPHOBIC PHYSIOLOGICAL STRESS MEASURED BY AN IMMERSIVE VR SYSTEM BASED ON MOTION CAPTURE AND HEAD MOUNTED DISPLAY

著者 (5件)： 馬淵大宇 (早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻) ,  長澤夏子 (早稲田大学理工学術院総合研究所) ,  渡辺仁史 (早稲田大学理工学術院) ,  新田かおる (お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科) ,  元岡展久 (お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 19  号： 43  ページ： 1073-1078 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： モーションキャプチャシステムと頭部装着ディスプレイ(HMD)を組み合わせた没入型バーチャルリアリティ(VR)システムの生理学的ストレスに対する推定精度を検証した。実空間とVR空間において被験者が見下ろし行動を行った場合の皮膚電気活動(EDA)による精神的発汗を測定し,またアンケートを行って高所ストレス発現を分析した。その結果,1)VR空間は実空間に対して高所ストレスが過大に発現し実空間に反映させるためには補正を要すること,2)前述の補正量には男女差があり,女性のVR空間のストレス値をより小さく補正する必要があること,3)1)の理由として実空間以上の高さ感・恐怖感の出現,HMD重量による身体の安定感喪失によると考えられること,などの知見を得た。

シソーラス用語： 画像処理システム ,  表示装置 ,  *バーチャルリアリティ ,  *精度 ,  建築空間 ,  *活動電位 ,  *恐怖症 ,  ストレス ,  補正 ,  性差
準シソーラス用語： HMD【表示装置】 ,  VR空間 ,  モーションキャプチャシステム ,  *高所恐怖 ,  実空間 ,  *推定精度 ,  *皮膚電気活動 ,  *没入型バーチャルリアリティ

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

引用文献 (16件)：

• 1) 小野浩史他:仮想住環境シミュレーションシステムの開発,日本建築学会技術報告集,第14号,pp.171~176,2001.12
• 2) 小野浩史他:集合住宅仮想体感システムの開発,日本建築学会技術報告集,第18号,pp.393~398,2003.12
• 3) 吉沢望他:バーチャルリアリティを用いた住環境呈示システムにおける実空間再現性の検討,日本建築学会計画系論文集,第550号,pp.87~93,2001.12
• 4) 大野隆造他:バーチャルリアリティによる無重力環境における空間識に関する研究 −その1 空間識とモジュールの連結形状の関係−,日本建築学会計画系論文集,第558号,pp.71~77,2002.8
• 5) 青木宏文他:バーチャルリアリティによる無重力環境における空間識に関する研究 −その2 空間認知を誤る要因の解明−,日本建築学会計画系論文集,第563号,pp.85~92,2003.1

タイトルに関連する用語 (7件)： モーションキャプチャシステム ,  HMD ,  VR ,  生理学 ,  ストレス ,  推定精度 ,  検証