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J-GLOBAL ID：201402269046088353   整理番号：14A0401918

円二色性スペクトルを実時間で測定するためのデバイス

DEVICE FOR MEASURING THE CIRCULAR DICHROISM SPECTRUM IN REAL TIME

著者 (7件)： MARGARYAN Hakob (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM) ,  HOVHANNISYAN David (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM) ,  HAKOBYAN Nune (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM) ,  SARGSYAN Tigran (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM) ,  GASPARYAN Petros (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM) ,  POKHSRARYAN David (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM) ,  TABIRIAN Nelson (Beam Engineering for Advanced Measurements Co., FL, USA)
資料名： Journal of Nonlinear Optical Physics and Materials  (Journal of Nonlinear Optical Physics and Materials)
巻： 22  号： 4  ページ： 1350042.1-1350042.7  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： W0444A  ISSN： 0218-8635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非偏光光源を用いて物質の円二色性(CD)スペクトルを実時間で記録するシステムを開発した。そのキー素子は円回折波長板(CDW)であり,これは非偏光入射光を回折により左及び右回り円偏光(LCP及びRCP)に空間的に分離する。CDWは平面波LCP及びRCPの干渉により液晶に記録された格子である。このCDWの特性を解析的及び数値的に示した。CD測定では,先ず試料を透過した光をCDWに入れてLCPとRCPに分け,これを二つのNMOSセンサ直線アレイで受け,その出力を前置増幅器を通した後,多重化器に入れてデータ処理とCD記録を行う。CDによる両円偏光の相対強度差は10^-3程度なので,検出系には高い感度と広いダイナミックレンジが要求される。これはNMOSセンサとデータ蓄積時間の適応制御により達せられた。この開発したシステムでは0.001%の精度でのCD測定が可能である。

シソーラス用語： *円偏光二色スペクトル ,  *実時間処理 ,  *位相板 ,  円偏光 ,  回折格子 ,  円偏光二色性 ,  *偏光測定 ,  液晶 ,  NMOS構造 ,  前置増幅器 ,  多重装置 ,  データ処理 ,  *レジストレーション【画像】 ,  有限差分時間領域法 ,  計算機シミュレーション ,  適応制御 ,  スペクトロスコピー
準シソーラス用語： 波長板 ,  多重化器

分類 (2件)： 偏光測定と偏光計  (BD07050K) ,  分光法と分光計一般  (BD07041Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： 円二色性スペクトル ,  実時間