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J-GLOBAL ID：201402269426973163   整理番号：14A0012105

表面と結晶粒界散乱を考慮する金属ナノワイヤの熱伝導率

Thermal conductivities of metallic nanowires with considering surface and grain boundary scattering

著者 (5件)： Li Jing (School of Mechanical Engineering, Univ. of Sci. and Technol. Beijing, Beijing) ,  Feng Yanhui (School of Mechanical Engineering, Univ. of Sci. and Technol. Beijing, Beijing) ,  Zhang Xinxin (School of Mechanical Engineering, Univ. of Sci. and Technol. Beijing, Beijing) ,  Huang Congliang (School of Mechanical Engineering, Univ. of Sci. and Technol. Beijing, Beijing) ,  Yang Mu (School of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Sci. and Technol. Beijing, Beijing)
資料名： Wuli Xuebao  (Wuli Xuebao)
巻： 62  号： 18  ページ： 186501-1-186501-8  発行年： 2013年 
JST資料番号： B0628A  ISSN： 1000-3290  CODEN： WLHPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： CuとAgナノワイヤの熱伝導率へのフォノンと電子移動の寄与を理論的に研究する。表面と粒界散乱の影響は関係する。埋込原子法を採用してナノワイヤの原子間ポテンシャルを表現する。分子動力学シミュレーションとGreen-Kubo形式を使用して格子熱伝導率を得るが,Boltzmann輸送方程式とWiedemann-Franz関係から得たモデルを使用して電子熱伝導率を算出する。さらに,拡散不整合モデルを使用して格子熱伝導率の修正に結晶粒界の熱抵抗を算出する。その一方,Mayadas-Shatzkesモデルを使用して電子熱伝導率に及ぼす結晶粒界散乱の影響を考慮する。格子と電子熱伝導率の結合によって,ナノワイヤの有効熱伝導度を得る。これを踏まえて,サイズと温度の影響を分析する。CuとAgナノワイヤには熱伝導率で類似の傾向がある。ナノワイヤの熱伝導率への電子移動の寄与は優位を占めるが,フォノン輸送の寄与はナノスケールで無視できない。ナノワイヤの熱伝導率は粒界散乱のため減少する。それは温度増加あるいはサイズ減少で減少する。フォノン輸送の寄与はより小さいサイズのケースでより重要になる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *ナノワイヤ ,  *結晶粒界 ,  *熱伝導率 ,  散乱 ,  金属 ,  計算機シミュレーション ,  原子間ポテンシャル ,  規模 ,  輸送現象 ,  密度汎関数法 ,  電子移動 ,  モデル ,  熱抵抗
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  ナノスケール ,  格子熱伝導率 ,  有効熱伝導度 ,  フォノン輸送 ,  埋込み原子法 ,  温度の影響 ,  輸送方程式

分類 (2件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 結晶粒界 ,  散乱 ,  金属ナノワイヤ ,  熱伝導率