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J-GLOBAL ID：201402269553038104   整理番号：14A0470940

混合エステル化によるユーグレナβ-1,3-グルカンの熱可塑化

Thermoplasticization of euglenoid β-1,3-glucans by mixed esterification

著者 (3件)： SHIBAKAMI Motonari (Biomedical Res. Inst., National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Central 6th, 1-1-1 Higashi ...) ,  TSUBOUCHI Gen (Biomedical Res. Inst., National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Central 6th, 1-1-1 Higashi ...) ,  HAYASHI Masahiro (Dep. of Marine Biology and Environmental Sci., Fac. of Agriculture, Univ. of Miyazaki, 1-1 Gakuen Kibanadai-nishi ...)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 105  ページ： 90-96  発行年： 2014年05月25日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パラミロン,すなわちEuglena gracilisの貯蔵多糖を,アルキル鎖長が異なるアシル基を追加することによって効率よく熱可塑化することを,著者らは実験的に示した。混合パラミロンエステルのガラス転移温度は,植物由来のポリ乳酸(PLA),ポリ11-アミノウンデカン酸(PA11),及び石油系アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)樹脂のそれより高く,酢酸ステアリン酸セルロース(CAS)のそれに匹敵した。それらの熱可塑性は,これらの基準のプラスチックと同等以上であった。混合パラミロンエステルから作られた射出成形試験片の曲げ強度及び曲げ弾性率は,基準プラスチックと同等であった。その衝撃強度はABS樹脂とCASから作られた試験片よりも低かったが,それは,PLAとPA11のに匹敵するものであった。ユーグレノイドβ-1,3-グルカンは,このように熱可塑性材料の潜在的な成分である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エステル化 ,  ユーグレナ類 ,  *βグルカン ,  ナイロン ,  ポリ乳酸 ,  ガラス転移点 ,  *熱塑性 ,  熱可塑性プラスチック ,  ABS樹脂 ,  衝撃強さ ,  曲げ強さ ,  弾性係数 ,  鎖長効果 ,  セルロースエステル ,  ミドリムシ
準シソーラス用語： パラミロン ,  酢酸ステアリン酸セルロース

分類 (1件)： その他の高分子材料  (YH07150C)

タイトルに関連する用語 (2件)： エステル化 ,  グルカン