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J-GLOBAL ID:201402269576325879   整理番号:14A1325883

大都市圏郊外の住宅団地を対象とした高利便性の定額制乗合タクシーの成立可能性に関する分析-岐阜県多治見市の住宅団地におけるケーススタディ-

Feasibility Study of Flat-Rate Shared-Ride Taxi Services with High Convenience in Major Metropolitan Suburban Area-A Case Study in a Residential District in Tajimi City-
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号: 2-3  ページ: ROMBUNNO.VOL.49NO.3,28  発行年: 2014年10月25日 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文は,大都市圏郊外の住宅団地を対象とした高利便性の定額制乗合タクシーの成立可能性に関し,岐阜県多治見市の住宅団地におけるケーススタディについて報告した。先ず,研究の背景として,高齢者などの消極的運転者が自家用自動車運転を辞めても移動の自由度が大幅に下がらないような利便性の高い公共交通が必要であること等を報告した。次に,研究の着眼点に関し,本研究では,運転に不安がある高齢者などの消極的運転者であっても,自家用車の保有と維持のために高額の出費をしているという点に着目したこと等を報告した。更に,先行研究の整理と本研究の位置づけに関し,計画関連技術として,需要の定量的な検討と,台数確保のためのシミュレーションの2側面について述べること等を報告した。加えて,対象地域および対象サービスと分析の枠組みに関し,対象地域の立地と特徴,対象とするサービスの概要,分析の枠組みについて報告した。それから,利用意向と移動実態調査を元にした加入者数の推計に関し,利用意向と移動実態調査の実施概要,調査結果の基礎集計,定額制加入者数と料金収入の推計について報告した。そのあと,運行シミュレーションの構築と必要台数の推計に関し,シミュレーションの枠組み,シミュレーションでの需要の設定方法,運行方法の仮定,シミュレーションでの出力,必要台数の計測について報告した。また,損益分岐経費の推計に関し,分析結果を統合して,乗合タクシーサービスの採算評価を報告した。最後に,結論として,本研究で提案している乗合タクシーにはある程度の需要があり,また消極的運転者が自動車運転を辞める契機となりえることを示したこと,損益分岐経費の推計を行い,1か月あたり1台70万円以下の経費で運行できれば黒字になる案が存在するという結果を得たこと等を報告した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
開発,再開発,都市整備  ,  都市交通 

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