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J-GLOBAL ID:201402269649037206   整理番号:11A1042936

トリプルネガティブ乳癌(ER,PgR,およびHER2タンパクのいずれもが発現していない乳癌)を有する若年患者の臨床病理特徴および予後の有意性

Clinicopathological characteristics and prognostic significance of young patients with triple-negative breast cancer
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 128-131  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2345A  ISSN: 0253-3766  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:エストロゲン受容体(ER)-陰性,プロゲステロン受容体(PgR)-陰性およびHER-2陰性(トリプルネガティブ)乳癌(TNBC)を有する若い患者における臨床病理特徴および予後を調査すること。方法:1999年1月~2007年12月に,CAMSの癌病院でTNBCを有する若い患者(35歳以下)94名が,本研究に含まれた。それらの患者94名の臨床病理特徴および予後を,遡及的に評価した。結果:乳癌を有する若い患者786名の間で,患者94名(12.0%)は,トリプルネガティブであった。若いTNBC患者94名の年齢の正中値は,31歳であった。患者81名(86.2%)は,浸潤性乳管癌と診断された。患者の82.0%を,T1もしくはT2と分類した。TNM段階には,以下が含まれた:I期(18.1%)における患者17名,II期(51.1%)における患者48名,III期(29.8%)における患者28名およびIV期(1.1%)における患者1名。患者14名(14.9%)は,リンパ脈管浸潤と診断された。1年,3年,5年および7年の無症候生存率(DFS)は,それぞれ88.3%,66.9%,59.7%および59.7%であった。対応する総生存率(OS)は,それぞれ98.9%,85.6%,72.9%および69.6%であった。単変量解析は,T段階,リンパ節転移,臨床病期およびリンパ脈管浸潤が,総生存率と相関していることを示した。しかし,多変量解析により評価される独立予後因子が,脈管浸潤のみであることが示された。患者33名は,追跡調査期間中に,再発もしくは転移性TNBCを呈した。それらの33症例の間で,29症例は術後3年以内に,別の4症例は術後3年で,再発性もしくは転移性の疾患を有した。結論:TNBCを有する若い患者は,特徴的な臨床病理および予後の特徴を呈する。そのような集団に対する適切な治療継続は,依然として重要である。合理的な個別的治療計画に関する更なる研究は,正当化される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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臨床腫よう学一般  ,  疫学 

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