抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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粒子画像速度計測(PIV)と,平面レーザ誘起蛍光手法(PLIF)を用いた,研究室実験を通じて,単一液滴の衝突による空気-水界面を横切る質量伝達が調査された。衝突後の液体中の,速度および
2 濃度場が可視化された。結果は,水面上での単一液滴の衝突が,水面近くにいくつかの渦輪を生ずることを示す。渦は水面を更新し,また水面近くで溶けたCO
2ガスを下方に対流させる。渦運動は,渦輪が水面更新渦として作用することを明らかに示す。水面更新渦の半径,中心速度,および存在時間は,衝突液滴の運動量増加と共に増加する。これは,大きな半径と速い中心速度を有する水面更新渦が,大きな垂直運動量の単一液滴の衝突によって誘起され,空気-水質量伝達がこのような渦によって促進されることを示唆する。面積と時間比率を含む表面更新の概念に基づき,液滴の多重衝突による,空気-水質量伝達のモデルがまた提案される。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.