抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文は,ソーラ調理器具のために最適負荷範囲(OLR)の新しい概念を紹介している。OLRは,どの調理器具が良い料理性能と同様に,良い熱性能を示すかに,好ましい負荷値を付与している;これは,ソーラ調理器具にとって決定的に重要なパラメータと考えられるかもしれない。このOLR概念は,負荷と調理器具内部の間の異なる伝熱過程に対する負荷温度の上昇率の依存性に基づいている。この概念は,簡単な2ステップにおけるソーラ料理を例証している。これらのステップを完了するために必要とされる総時間は,どの負荷量の料理に対しても必須の制約を提示している。どの調理器具が満足のいく料理を示すかまで,負荷の最大値(OLRの上限)は,この制約から求められるかもしれない。この制約は,t
stepIとt
stepIIの2つのOLRパラメタの決定を必要とする。調理器具が,約30%の効率を維持する負荷は,OLRの下限(最小値)として参照されるかもしれない。OLRの検証のために,SFSCと命名されたソーラ調理器具を用いて,実証研究が行われた。水負荷条件におけるソーラ調理器具の異なる研究により示唆された異なる熱性能パラメータ(TPPs)(第二法則メリット値,利用効率(η
u)等)に沿ったOLRパラメータは,異なる負荷(0.8-3.0 kg)の熱分布を計算した。負荷による異なるTPPsの曲線分析から,OLRの上限の存在が観測された。異なる負荷に対する水温 80, 85 及び 90 °Cでの負荷温度の上昇率の値も,同じことを確認している。SFSCのOKRは,1.2~1.6kgであると判明した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.