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J-GLOBAL ID：201402269899853270   整理番号：14A1168772

気泡除去装置の設計と評価に関する研究(第2報 スパイラル係数を用いた放気口径と流出口径の選定)

A Study on Design and Estimation of Bubble Eliminator (2nd Report: Selection of Diameter of Vent Port and Outlet Port Using Spiral Number)

著者 (3件)： 坂間清子 (法政大 大学院デザイン工学研究科) ,  鈴木隆司 (オーパスシステム) ,  田中豊 (法政大 デザイン工)
資料名： 日本フルードパワーシステム学会論文集  (Transactions of the Japan Fluid Power System Society)
巻： 45  号： 5  ページ： 79-84  発行年： 2014年09月 
JST資料番号： L3342A  ISSN： 1880-3121  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 旋回流を利用する作動油気泡除去装置の最適設計を行うことを目的に,その第二報としてスパイラル係数を用いた放気口径と流出口径の選定方法を提示した。本装置は接線方向から油を流入させて旋回流を形成し,油より比重の小さい気泡を中心に集めて背圧により放気口から排出する。放気口を含む気泡除去装置全体を透明アクリルで作成して可視化実験を行い,装置内部の流れを高速度カメラで撮影して気泡の挙動を明らかにした。さらに,Reynolds応力方程式モデルを用いて数値解析を行い,放気口径と流出口径の違いが装置内の気泡の挙動に及ぼす影響を解明した。これらの結果から,旋回方向と中心軸方向の流速の比を考慮することで気泡の集合の様子を予測できることを示した。

シソーラス用語： *気泡 ,  直径 ,  旋回流 ,  油圧油 ,  *最適設計 ,  流れの可視化 ,  数値解析 ,  *油圧機器 ,  電気工学
準シソーラス用語： *気泡除去装置 ,  装置設計

分類 (1件)： 油圧・空気圧機器  (QD04020X)

引用文献 (11件)：

• 岡島健太,鈴木遼,川口清司,渡辺大輔:旋回流式マイクロバブル発生器における気泡微細化,日本機械学会北信越支部第47期総会・講演会講演論文集, Vol. 47, No. 23, p. 23-24 (1999)
• 佐藤秀明,青良治,安味貞正:精密ろ過膜による加工液のろ過:第4報, 旋回流を用いた研削加工液のクロスフロー精密ろ過, 日本機械学曾論文集. C編, Vol. 65, No.637, p. 3845-3852 (1999)
• 杉崎一郎:遠心分離による圧縮空気ラインの省エネ化-スーパーサイクロンセパレータを用いた省エネ・コスト削減の提言-, 抽空圧技術, Vol.50, No. 10, p.37-41 (2011)
• 高浜平七郎,横沢肇:ボルテックスチューブによるエネルギ分離とその研究動向,日本機械学曾誌, Vol. 84, No. 752, p. 651-656 (1981)
• Sakama, S., Goto, H, Suzuki R., Tanaka, Y. : Change of Oil Properties with Bubble Elimination in Hydraulic Systems, Proc. 22nd International Conference on Hydraulics and Pneumatics, Prague, Czech Republic, p. 33-40 (2013)

タイトルに関連する用語 (10件)： 気泡除去装置 ,  設計 ,  評価 ,  研究 ,  スパイラル ,  係数 ,  気 ,  口径 ,  流出 ,  選定