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J-GLOBAL ID：201402269924107899   整理番号：14A1489623

枯草菌における遺伝子増幅により仲介されるテトラサイクリン耐性

Tetracycline tolerance mediated by gene amplification in Bacillus subtilis

著者 (6件)： WANNARAT Wannasiri (National Agriculture Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  WANNARAT Wannasiri (Kasetsart Univ., Bangkok, THA) ,  MOTOYAMA Shiori (National Agriculture Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  MASUDA Kenta (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  KAWAMURA Fujio (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  INAOKA Takashi (National Agriculture Res. Organization, Ibaraki, JPN)
資料名： Microbiology  (Microbiology)
巻： 160  号： 11  ページ： 2474-2480  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： E0043A  ISSN： 1350-0872  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標記細菌では,耐性遺伝子tetB遺伝子増幅によりテトラサイクリンへの耐性が上昇する。本研究ではこのテトラサイクリン耐性に対するtetBの増幅効果を検討した。tetBを多重に持つ細胞では全体の集団での10 μg/mlのテトラサイクリンに耐性な細胞%が約30%であった。recAの破壊はtetB増幅の頻度を大きく低下させた。tetBの周囲には4つの反復があるが,tetBアンプリコンの多くは非相同的配列に囲まれており,tetBの最初の重複化はほとんどRecA-非依存的に起きたことを示した。tetBのコピー数とテトラサイクリンへのMICの関係では,10 μg/mlのテトラサイクリンに耐性になるには3コピー以上が必要であることを示していた。このようにRecA-依存的なtetBの増幅はテトラサイクリン耐性にとって必要な段階であることが分かった。

シソーラス用語： *枯草菌 ,  *遺伝子増幅 ,  *耐性 ,  遺伝子 ,  コピー数 ,  *組換 ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： tetB ,  非相同的組換

分類 (1件)： 微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (1件)： テトラサイクリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 枯草菌 ,  遺伝子増幅 ,  仲介 ,  テトラサイクリン耐性