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J-GLOBAL ID:201402269958090316   整理番号:14A0927238

ヒジキ幼体の生長と形態形成におよぼす水温の影響

Growth and morphology of young Sargassum fusiforme (Harvey) Setchell at various temperatures.
著者 (8件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 93-98  発行年: 2014年07月10日 
JST資料番号: Y0347A  ISSN: 0038-1578  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本沿岸に広く分布するホンダワラ科のヒジキ(Sargassum fusiforme)は食用として重要な藻類である。ヒジキは有性生殖の結果放出される幼胚よりも,繊維状根からの個体の再生によって群落を維持していると考えられている。本研究では,ヒジキ幼体の生長及び形態形成に及ぼす環境要因,特に水温の影響について室内培養によって明らかにした。またヒジキの葉の形態的特徴と生育水温の関連について得られた知見を報告した。鳥羽市大村島で採集した母藻から採取した幼胚からの仮根が伸長したものを発芽体とした。発芽体の培養条件は水温が10,15,20,25°C,光条件は光周期12L:12D,光強度は100μmol photons m<sup>-2</sup>s<sup>-1</sup>で63日間培養した。その結果,1)幼体の全長,葉形成数及び主枝形成数には培養温度及び培養日数の影響が認められた(p<0.01)。2)繊維状根の伸長には培養温度及び培養日数の影響が認められた(p<0.01)。3)水温と葉の形態について調べた結果,線形浅鋸歯縁の葉の割合は水温10~20°Cの培養条件で8.9~14.3%であったのに対して水温25°Cでは47.9%に達した。
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分類 (3件):
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植物に対する影響  ,  発生,成長,分化  ,  海藻類 
引用文献 (29件):
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