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J-GLOBAL ID:201402270046815180   整理番号:14A1378848

グラフェン酸化物による水溶液中のスルファメトキサゾール及びシプロフロキサシンの除去

Removal of sulfamethoxazole and ciprofloxacin from aqueous solutions by graphene oxide
著者 (3件):
資料名:
巻: 282  ページ: 201-207  発行年: 2015年01月23日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有望なナノ材料として,グラフェン酸化物(GO)は,環境汚染質に対して高い収着能を示してきた。本研究では,水溶液中スルファメトキサゾール(SMX)及びシプロフロキサシン(CIP)の除去に対するGOの性能及び当該機構を評価した。実験結果及びモデリングの結果から,GOがCIP及びSMX双方を効率的に収着し,その最大収着能は,それぞれ379及び240mgg-1であることが分かった。CIPの収着は,主として静電引力によって支配される。一方,SMX収着は,主としてGO基底面上のπ-π EDA引力によって支配される。溶液pHは,GOの抗生物質に対する収着能に強い影響を示した。即ち,pH2の条件下で,GO収着能は,CIP及びSMX双方に対して低下し,pH9の条件下では,GOはSMX収着能を完全に喪失したが,CIPに対しては依然高い収着能を示した。NaCl及びCaCl2双方は,CIPのGOへの収着を低下させ,CaCl2は低イオン強度条件下でも高性能を示した。NaCl及びCaCl2がSMX収着に与える影響は弱かったが,イオン強度の高まりもGOへのSMX収着を抑制した。溶液pH2の条件下では,CIPの収着はGO懸濁液を不安定化して凝集体を形成させた。本研究の結果から,GOが水中抗生物質除去用の効果的吸着剤として使用できることが分かった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  用水の物理的処理  ,  下水,廃水の物理的処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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