抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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道管長や道管径といった道管の構造について,多くの研究がなされてきた。先行研究によれば,太い道管を持つ植物種ほど長い道管をもつ傾向にある。しかし,個体内でもそういった関係が存在することを示唆するデータは少ない。また,先行研究では横断面での観察にとどまり,道管一本あたりに接続する道管数や接続する道管の径といった,個々の道管に対しての詳細なデータはほとんど得られていない。本研究では,個体内における道管径と道管長の関係を明らかにする。また,道管の型をとることで,道管一本あたりに隣接する道管数や接続する道管の径などの関係を調べる。(著者抄録)