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J-GLOBAL ID：201402270646898721   整理番号：14A0546394

ヒドロキシアパタイトの生物活性表面の改変

Bioactive Surface Modification of Hydroxyapatite

著者 (7件)： ABE Yasuhiko (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  OKAZAKI Yohei (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  HIASA Kyou (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  YASUDA Keisuke (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  NOGAMI Keisuke (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  MIZUMACHI Wataru (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  HIRATA Isao (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2013  号： Biomaterials  ページ： 626452 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本究の目的は,表面の化学的,形態学的分析((XPS,XRD,SEM,表面粗さ,表面湿潤性)を用いて,ヒドロキシアパタイト(HAP)のナノ構造表面のCa/P比を変えるための酸エッチング法を確立し,改変された表面に対する骨芽細胞様細胞(MC3T3-E1)のin vitroでの反応を評価することであった。本研究は,HAPと,25°Cで10分間,10%,20%,30%,40%,50%,あるいは60%のリン酸溶液で処理し,超純水で3回の水洗したHAPを用いた。Ca/P比1.50をもたらす30%リン酸のエッチング処理が,HAPの粒界を破壊することなく,表面の改変の方法として選択された。加えて,30%リン酸のエッチング処理により処理されたHAPは,12時間25°Cでの乾燥条件下で保存され,Ca/P比は偶然1.00に近似した。改変された表面上のMC3T3-E1細胞の初期付着性,増殖,分化(アルカリホスファターゼ(ALP)活性とALPの相対的mRNAレベル)は,有意に促進した(P<0.05および0.01)。これらの結果は,ナノ構造のHAP表面に対する30%リン酸のエッチング処理が,Ca/P比を効果的に変え,MC3T3-E1細胞の初期付着性,増殖,分化を促進する可能性があることを示す。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ヒドロキシアパタイト ,  *生物活性 ,  *表面改質 ,  X線光電子分光法 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  表面粗さ ,  吸湿性 ,  リン ,  カルシウム ,  *エッチング ,  骨芽細胞 ,  培養細胞 ,  細胞接着 ,  細胞増殖 ,  細胞分化 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  遺伝子発現 ,  形態 ,  *リン酸 ,  *燐灰石
準シソーラス用語： MC3T3-E1細胞

分類 (2件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒドロキシアパタイト ,  生物活性 ,  改変