文献

J-GLOBAL ID：201402270750157954   整理番号：13A1958257

発生における時間的な運命決定と神経前駆細胞の能力

Temporal fate specification and neural progenitor competence during development

著者 (2件)： KOHWI Minoree (Univ. Oregon, Oregon, USA) ,  DOE Chris Q. (Univ. Oregon, Oregon, USA)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 14  号： 12  ページ： 823-838  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中枢神経系の構築には,発生の適切な時期での神経前駆体の多様な神経細胞型への分化が必須である。最近,神経前駆体が発生の時期に応じて一連の異なる神経細胞型に分化する「時間的パターン化」の分子機構の理解が深まってきた。この総説では,ショウジョウバエと哺乳類の中数神経系の構築における時間的パターン化を,1)前駆体系譜の発生の順序で決定される異なる神経細胞型への分化と,2)前駆体の能力の変化に分けて解説した。1)では,ハエに関しては胚と幼虫の神経芽細胞における時間的特殊化,そして哺乳類に関しては網膜における時間的パターン化,神経発生からグリア発生への時間的切換え,時間的運命決定におけるミクロRNAなどについて述べた。

シソーラス用語： *細胞分化 ,  前駆体 ,  形態形成 ,  グリア細胞 ,  *細胞 ,  細胞生理 ,  神経系 ,  発生生理
準シソーラス用語： *細胞運命決定 ,  *神経前駆細胞 ,  神経発生 ,  *神経分化 ,  脳発生 ,  発生分化

分類 (3件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (2件)： 神経前駆細胞 ,  能力