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J-GLOBAL ID：201402270793826922   整理番号：14A0685519

長寿におけるRAGE遺伝子の-374T/A多型の可能な役割

Possible Role of -374T/A Polymorphism of RAGE Gene in Longevity

著者 (9件)： FALCONE Colomba (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  FALCONE Colomba (Istituiti Clinici di Pavia e Vigevano Univ. Hospital, Pavia, ITA) ,  BOZZINI Sara (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  COLONNA Anna (Istituiti Clinici di Pavia e Vigevano Univ. Hospital, Pavia, ITA) ,  MATRONE Benedetta (Istituiti Clinici di Pavia e Vigevano Univ. Hospital, Pavia, ITA) ,  PAGANINI Edoardo Maria (Istituiti Clinici di Pavia e Vigevano Univ. Hospital, Pavia, ITA) ,  FALCONE Rossana (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  PELISSERO Gabriele (Istituiti Clinici di Pavia e Vigevano Univ. Hospital, Pavia, ITA) ,  PELISSERO Gabriele (IRCCS San Donato Hospital, San Donato Milanese, ITA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 11  ページ： 23203-23211 (WEB ONLY)  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この数十年の人口統計学的および社会的変化は,健康と長寿の改善をもたらした。高齢者の生存率が大幅に改善されているため,百歳老人は最も急成長している人口集団になってきている。環境的,遺伝的,偶発的要因が,人間の寿命に影響を与えてきた。研究者は,糖化最終産物が,生理学的老化の過程において重要な役割を果たしているのではないかという実質的な証拠を得ている。本研究の目的は,91歳以上の被験者と中年のグループにおいて,-374T/A多型の頻度に違いがあるかどうかを調べることであった。男性集団では長い余命に,Aアレルやこのアレルの遺伝子型ホモ接合(AA)との関連性があることを観察した。特に,長寿の被験者においてはAA遺伝子型とAアレルが多く,中年被験者ではアレルTが多いことから,アレルAが老化に対して保護的な役割を持つ可能性があることを示した。結論として,本研究結果は,長寿は免疫系の良好な機能と,推定上のことだが免疫の抗炎症性遺伝子変異体の高発現の結果であるという仮説を支持している。炎症過程の遺伝的調節の違いが,加齢による障害の存在に影響を及ぼしているのかもしれない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *情報伝達受容体 ,  *一塩基多型 ,  プロモーター領域 ,  *超高齢者 ,  ヒト ,  男性 ,  加齢 ,  寿命 ,  消炎作用 ,  人間
準シソーラス用語： *RAGE ,  長寿 ,  白人

分類 (2件)： 老人医学  (GC09000X) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 長寿 ,  RAGE ,  遺伝子 ,  多型 ,  役割