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J-GLOBAL ID:201402270883132334   整理番号:11A1196684

Brassica oleraceaとBrassica rapaのPURPLE ACID PHOSPHATASE 17遺伝子ファミリーのクローン化と比較分析

Cloning and Comparative Analysis of PURPLE ACID PHOSPHATASE 17 Gene Families in Brassica oleracea and Brassica rapa
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 517-525  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2128A  ISSN: 0496-3490  CODEN: TSHPA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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2つのPAP17遺伝子は,親種であるBrassica napus,B.oleracea,B.rapaをそれぞれクローン化してつくった品種である。配列類似性によって,PAP17遺伝子は,タイプI(BoPAP17-1とBrPAP17-1)とタイプII(BoPAP17-2とBrPAP17-2)の2種類に分けられた。サザンハイブリダイゼーション法により,B.oleraceaとB.rapaのどちらにおいても,2つのバンドに帰着した。これは,先のクローン化の結果に一致する。植物発生および分子進化分析によると,アブラナ属種のPAP17遺伝子が純化淘汰を行っていること,およびそれらの推定タンパク質は典型的な低分子量のPapタンパク質であることがわかった。BoPAP17およびBrPAP17遺伝子の発現パターンを蛍光定量的PCRによって測定した。その結果,PAP17遺伝子は検査したす9つのすべての組織および器官において発現しており,特に花と芽において極度に高度に発現した。異なる段階において種にいくつか発現していたことは,PAP17遺伝子が,特に花と芽の成長期の間,植物内のリン蓄積を動員している可能性が非常に高いこと示唆する。リン酸塩不足の条件下で,苗木のBrPAP17-2の発現は抑制される一方で,苗の根と葉のBrPAP17とBoPAP17の発現は誘発され,発現レベルは最初の24時間で低下した後に継続的に増加し,4日目から8日目の間に最大レベルに達した。4日目のPiの再供給の後,その発現は誘発前の非誘導基礎レベル以下に落ちた。苗の葉と比較すると,BrPAP17とBoPAP17の発現はリン酸塩不足によってより強く誘引されたようである。これらの結果は,B.oleraceaとB.rapaのPAP17遺伝子が外部のリン吸収に関与している可能性があり,根から他の組織または器官へ無機リン酸塩を移動する可能性があることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分子遺伝学一般 
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