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J-GLOBAL ID：201402270969653647   整理番号：14A0044975

無基板低屈折率環境におけるNV中心発光

NV center emission in a substrate free low index environment

著者 (12件)： INAM F. A. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  GROGAN M. D. W. (Univ. Bath, Bath, GBR) ,  GROGAN M. D. W. (Boston Univ., MA, USA) ,  ROLLINGS M. (Univ. Bath, Bath, GBR) ,  GAEBEL T. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  CASTELLETTO S. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  SAY J. M. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  BRADAC C. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  BIRKS T. A. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  WADSWORTH W. J. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  RABEAU J. R. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS) ,  STEEL M. J. (Macquarie Univ., North Ryde, AUS)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8635  ページ： 86350F.1-86350F.6  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンド内の窒素空格子点(NV)中心は単一光子源として広く研究されているが,その発光特性に及ぼす局所ナノ環境の影響は明らかでない。ここでは基板の効果を調べるため,カバーガラス上及びシリカエアロゲル内埋込ナノダイヤモンドNVに対する時間分解蛍光測定を行い比較した。後者は無基板で低有効屈折率(1.05)の環境を与える。測定結果は,エアロゲル環境の方が平均蛍光寿命の増大(約37%)及び寿命分布幅の狭まり(約40%)を示した。後者は空気-ガラス界面からの干渉寄与の除去によると期待される。時間領域有限差分法による計算の結果,残存寿命分布幅はナノダイヤモンドの不規則形状によることが示された。また測定と計算の比較からNV発光体の量子効率は約0.7と見積もられた。この値は負及び中性荷電状態間のNV中心の振動に関する最近の報告と一致する。

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  *ナノ結晶 ,  *蛍光寿命 ,  *光源 ,  時間分解分光法 ,  蛍光減衰 ,  *エアロゲル ,  埋込み【挿入】 ,  有限差分時間領域法 ,  量子効率 ,  *自然放出 ,  量子計算 ,  鍵配送 ,  量子情報
準シソーラス用語： ナノダイヤモンド ,  *単一光子源 ,  *窒素空格子点中心 ,  量子鍵配送 ,  量子ビット

分類 (2件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 低屈折率 ,  環境 ,  NV中心