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J-GLOBAL ID：201402270971774265   整理番号：13A1954841

過熱水蒸気を利用した乾燥・加熱技術の動向

著者 (1件)： 伊與田浩志 (大阪市大 大学院工学研究科)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 41  号： 12  ページ： 119-121  発行年： 2013年12月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気圧近傍の過熱水蒸気を乾燥熱風として用いる乾燥法は,既に100年以上前から知られている。その利点は,比較的容易に低酸素状態が得られ,水蒸気濃度を空気混合等で調節して水蒸気中の湿り材料温度と蒸発速度を調節できること,更に乾燥後の排気を循環利用し排気低減による省エネルギー化が期待できることである。乾燥分野の他,熱処理や食品加工,廃棄物処理,洗浄分野においても,処理物の高品質化や処理時間の短縮,作業効率の向上を目指して装置開発が進められている。本稿では,加熱水蒸気の特徴について熱工学的な観点から紹介するとと共に,現状並びに今後の展望について概説した。1)はじめに,2)熱輸送媒体としての性質(大気圧における水の状態変化,保有するエネルギー量と温度の関係),3)水蒸気の純度を考える(乾き空気,湿り空気,過熱水蒸気利用のための広域湿度図表),4)過熱水蒸気の利用形態と凝縮過程の利用(過熱水蒸気乾燥初期の凝縮から蒸発への反転過程モデル),5)おわりに。

シソーラス用語： *過熱蒸気 ,  *利用 ,  *乾燥 ,  *加熱 ,  *技術展望 ,  熱工学 ,  熱媒体 ,  気圧 ,  水 ,  状態遷移図 ,  エンタルピー ,  温度 ,  乾燥空気 ,  湿り空気 ,  凝縮 ,  蒸発 ,  反転過程 ,  モデル
準シソーラス用語： *過熱水蒸気 ,  *技術動向 ,  大気圧 ,  熱輸送媒体 ,  *利用形態

分類 (4件)： 蒸気動力一般  (PB01010K) ,  その他の物質の多成分系の相平衡・状態図  (CB03017A) ,  相変化を伴う熱伝達  (PA02040V) ,  気体の乾燥(減湿)・増湿  (XD02020Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： 過熱水蒸気 ,  動向