抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,香蘭女子短大で行っている,情報処理教育としてのWebショップについて紹介する。著者らは,これまでに,現代のWebショップの形態・Webショップ教育の目的・教育内容全体について網羅的に述べた。本稿では,その後,変遷しているWebショップの形態や,ショップ開設の実務的側面の教育について述べる。「Webショップ開設演習」の演習内容は,以下の3種に大別される。a)現代のWebショップと,商品販売に結び付く広告形態の認識と,それに伴う演習;b)アフィリエイトシヨップの作成;c)PC上にWebショップシステムを構築して,自作作品(カレンダー等)の販売演習を行う。cは,Webショップシステムが,どのようなIT技術(Webサーバソフト,データベースシステム,コンピュータ言語phpによるWebショッププログラム)を使って構築されているかを理解するため,すなわち,現代情報社会の基幹技術を理解するための演習である。それに対して,a,bは,現代Webショップに客や出店者として関心ある受講生が,現代のネット販売,ネット広告全体をサーベイし,具体的に自分のショップを持つ,あるいはネット広告に関わる際の具体的知識を得るための演習である。学生が現実に情報社会の一端であるWebショップの客となった場合の消費者教育や,学生が世界に提供するWebショップを持つための手法の演習は,授業の制約の中でも,できるだけ研究してトライする必要がある。