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J-GLOBAL ID:201402271213772339   整理番号:14A0099050

環境系における細菌類及び天然有機物上チオール官能基の定量

Determination of thiol functional groups on bacteria and natural organic matter in environmental systems
著者 (5件):
資料名:
巻: 119  ページ: 240-247  発行年: 2014年02月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機チオール(R-SH)は生物系及び非生物系において,水銀(Hg)のようないくつかの有毒で軟質金属と反応して錯体を形成する。しかしながら現在,これらの相互作用の明確な理解は限られている。それらの低い存在率,酸化を受けやすいこと,及び試料中の非チオール化合物による測定の妨害があるため,環境マトリックスにおいてチオールを定量することは困難である。ここでは,細菌細胞及び天然有機物(NOM)上総チオールを直接定量するために,マレイミド含有プローブ,ThioGlo-1(TG-1)を利用する蛍光標識化法を報告する。最適なチオール標識化条件,ジスルフィド,メチオニン,チオ尿素,及びアミンのような有機化合物,及びNa+,K+,Ca2+,Fe2+,Cl-,SO42-,HCO3-,及びSCN-のような無機イオンの妨害を系統的に評価し,この手法が高感度で選択的であることを見いだした。比較的高レベルの硫化物(S2-)及び亜硫酸塩(SO32-)だけがチオール分析をかなり妨害した。本法はリン酸緩衝塩溶液中細菌Geobacter sulfurreducens PCA及びその突然変異体中チオールの定量に成功した。測定値~2.1×104チオール 細胞-1(或いは~0.07μmolg-1湿細胞)は,HgとPCA細胞の間の反応の際に観測される値と良好な一致を見た。標準添加法を利用して2つの参照用NOM試料,還元したElliot土壌フミン酸及びSuwanee河NOMの総チオールを定量し,それらのHgとの反応に基づいて得られた値と一致するそれぞれ,3.6及び0.7μmolg-1と言う結果を得た。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機物質の物理分析一般 
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