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J-GLOBAL ID：201402272120364946   整理番号：14A1389793

革新的先進材料の開発と応用 アラミドの中空微粒子の新調整法

著者 (4件)： 木村邦生 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  山崎慎一 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  内田哲也 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  中山博文 (岡山大 大学院環境生命科学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 59  号： 12  ページ： 893-897  発行年： 2014年12月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビルトアップ型高次構造形成法において,重縮合反応で副生する脱離小分子を液一液相分離により形成される濃厚相液滴内にガスバブルとして閉じ込めることができれば,脱離小分子が空孔形成剤として作用し,不溶不融性高分子においても中空微粒子が形成できると考えられる。これまでに,芳香族ジカルボン酸と芳香族ジアミンの高温直接脱水重縮合によってアラミドが合成できることを見いだしており,この直接脱水重縮合と重合相変化法を組み合わせることでアラミドの中空微粒子が調製できることが分かった。成型加工性に乏しいアラミドにおいて,重合相変化法を利用することで微粒子のみならず中空微粒子も調製することができる。この中空微粒子は,重合初期の微粒子表面でのスキン層の形成と脱離水分子のガスバブルによる空孔形成により生成すると考えられる。この中空微粒子調製方法はポリマーが不溶不融性であっても適用できるために,他種高性能高分子の中空微粒子調製への展開も期待できる。

シソーラス用語： 材料 ,  開発 ,  利用 ,  芳香族ポリアミド ,  球 ,  中空体 ,  *微粒子 ,  調整 ,  高次構造 ,  構造形成 ,  重縮合 ,  相分離 ,  液滴 ,  気泡 ,  不溶性 ,  芳香族カルボン酸 ,  芳香族アミン ,  相転移 ,  成形性 ,  水分子
準シソーラス用語： 先進材料 ,  材料開発 ,  応用 ,  *アラミド ,  *中空球 ,  成形加工性

分類 (2件)： ポリアミド  (YH07080A) ,  固体の製造・処理一般  (XD03021O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 先進材料 ,  開発 ,  応用 ,  アラミド ,  中空微粒子 ,  調整法