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J-GLOBAL ID：201402272189011751   整理番号：14A0058917

ヘリウム溶媒和アリルおよびアリルペルオキシラジカルの赤外レーザ分光

Infrared laser spectroscopy of the helium-solvated allyl and allyl peroxy radicals

著者 (4件)： LEAVITT Christopher M. (Dep. of Chemistry, Univ. of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA) ,  MORADI Christopher P. (Dep. of Chemistry, Univ. of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA) ,  ACREY Bradley W. (Dep. of Chemistry, Univ. of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA) ,  DOUBERLY Gary E. (Dep. of Chemistry, Univ. of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 139  号： 23  ページ： 234301-234301-9  発行年： 2013年12月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超流動ヘリウムナノ液滴に溶媒和されたアリル(CH₂CHCH₂)およびアリルペルオキシ(CH₂=CH-CH₂OO・)ラジカルのC-H伸縮振動領域の赤外スペクトルを報告した。三つの振動をν₁(a₁),ν₃(a₁)およびν₁₃(b₂)C-H伸縮バンド,他をν₁₄/(ν₁₅+2ν₁₁)(b₂)およびν₂/(ν₄+2ν₁₁)(a₁) Fermiダイアドに帰属した。Fermiダイアドの実測結合定数は密度汎関数理論計算により求めた四次力の定数と一致した。ペルオキシラジカルはHe液滴へのアリルとO₂の逐次取り込み/反応により生成させた。アリルペルオキシラジカルについて5種の安定立体配座を予測し,CC-OOおよびCC-CO結合まわり回転の二次元ポテンシャルエネルギー面の計算結果から多重異性化障壁は300cm^-1以上であった。それにも拘らずC-H伸縮の赤外スペクトルはヘリウム液滴中のアリル+O₂反応により単一の立体配座の存在を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ヘリウム ,  *超流動 ,  ナノ構造 ,  *液滴 ,  溶媒和 ,  *ペルオキシド ,  *ラジカル ,  *赤外スペクトル ,  レーザ分光法 ,  C-H結合 ,  伸縮振動【分子】 ,  スペクトル線帰属 ,  Fermi系 ,  分子構造 ,  結合定数 ,  密度汎関数法 ,  力の定数 ,  立体配座 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  異性化 ,  ポテンシャル障壁 ,  分子内回転 ,  アルケニルラジカル
準シソーラス用語： ダイアド【分子構造】 ,  ナノ液滴 ,  *ペルオキシルラジカル

分類 (4件)： 有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  脂肪族ペルオキシド・ヒドロペルオキシド  (CF03110G) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (2件)： アリル ,  (アリルペルオキシ)ラジカル

タイトルに関連する用語 (5件)： ヘリウム ,  溶媒和 ,  アリル ,  赤外レーザ ,  分光