抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR西日本の近距離型券売機と継続定期券発行機は,順次老朽取替えを行う予定である。今回,定期券発行機能を持った新型多機能券売機「HT50型」を開発したので紹介した。特徴を挙げると次の通りである。1)発券スピードが求められる近距離券等のきっぷの運賃は従来通り券売機本体に保持し,定期券についてはマルスシステムのホストで運賃計算を行う。2)ICカードの読取装置を筐体外部に配置することで,パスケースに入れたまま処理する。3)接客前面のデザイン性や各部位の視認性,操作性の向上。4)駅係員の業務負担軽減のため,機器トラブル対応や現金管理業務,通常業務も含めた操作性の向上,運賃データ変更方法の簡素化などの実現。5)稼働ログデータ保持期間を大幅に拡大し,特異事象が発生した場合には,確実にログ収集・解析が行えるようにした。また,遠隔監視も可能とする。6)待機時の電力を抑えるため一定時間操作がない場合,各処理ブロックの電源をOFFにする。各部の詳細について紹介した。