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J-GLOBAL ID：201402272284093170   整理番号：14A0560081

逆電気透析における再生可能エネルギー生成に対する多価イオンの影響

Influence of multivalent ions on renewable energy generation in reverse electrodialysis

著者 (5件)： VERMAAS David A. (Wetsus, Leeuwarden, NLD) ,  VERMAAS David A. (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  VEERMAN Joost (REDstack B.V., Sneek, NLD) ,  SAAKES Michel (Wetsus, Leeuwarden, NLD) ,  NIJMEIJER Kitty (Univ. Twente, Enschede, NLD)
資料名： Energy & Environmental Science  (Energy & Environmental Science)
巻： 7  号： 4  ページ： 1434-1445  発行年： 2014年04月 
JST資料番号： W2306A  ISSN： 1754-5692  CODEN： EESNBY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,逆電気透析(RED)性能に対する給水中のMgSO₄の存在の影響を解明し,基本的なメカニズムを説明した。MgSO₄の使用は,一般に給水中の多価イオンの影響の目安を与える。給水中のMgSO₄の濃度は系統的に変動するので,電圧,抵抗および電力密度に関するRED性能を分析した。加えて,膜のタイプの影響およびSEM-EDXを使用して膜中のMgSO₄の分布を調べた。結果は,天然給水を代表し,一方高い電力密度を維持する,NaClとMgSO₄の供給混合物を使用してREDがどのように作動するかを示した。海水と河川水の混合によるエネルギー生成は,一価イオンを持つ塩(すなわち,NaCl)および多価イオンをもつ塩(すなわち,MgSO₄)の人工混合を使用することにより典型的に模倣された。水量当りの有効エネルギーによって定量化した場合,塩分濃度差発電に関する世界的可能性は,MgSO₄の画分が増加するにつれて,ほんの僅かしか減少しなかったが,一方得られた電圧と電力密度は劇的に減少した。両給水において10%MgSO₄および90%NaClのモル分率をもつ混合物に対し,定常状態で実験的に得られた電力密度は,供給溶液が塩としてNaClのみを含む場合に比較して,膜のタイプに依存して29%から50%の間で減少する。

シソーラス用語： *電気透析 ,  再生エネルギー ,  多価イオン ,  *海水 ,  *河川水 ,  *イオン交換膜 ,  *塩化ナトリウム ,  マグネシウム化合物 ,  金属イオン ,  硫酸塩 ,  電圧 ,  エネルギー密度 ,  硫酸マグネシウム ,  状態 ,  給水 ,  電気化学 ,  イオン輸送 ,  抵抗 ,  物質移動 ,  有効エネルギー ,  *濃度差発電
準シソーラス用語： エネルギー生成 ,  マグネシウムイオン ,  *塩分濃度差発電 ,  開路電圧 ,  *逆電気透析 ,  定常状態 ,  電力密度

分類 (3件)： その他の発電  (NB03140M) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電気透析 ,  再生可能エネルギー ,  多価イオン